植木職人の先人から伝わる知恵や諺を紹介しています。

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植木職人歴五十年の親方に聴いた庭師の“知恵”“ことわざ”駆け出し庭師の僕が紹介していきます。

先人たちの“知恵やことわざ”を知れば、我が家の庭や木々が違って見えてくるでしょう。

桜伐る馬鹿梅伐らぬ馬鹿

聞いたことはありますけど・・・

どんな意味なんですか?

意味も何も読んだ通りさ。

「桜切る馬鹿」ってのは桜の木は新しい枝を切ると花の付きが悪くなり易いんだ。

かと言って古い枝を切ると切り口が腐りやすい。

だから「桜切る馬鹿」と言うんだ。

じゃあ梅は切らないと馬鹿って事ですか?

その通り。

「梅切らぬ馬鹿」は梅の木の古い枝は花を付けないんだ。

だから剪定をして整枝してやることで古い枝にも花が付きやすくなる。

それをサクラと同じく考えて剪定しないことを「梅切らぬ馬鹿」と言うんだ。

なるほど!

木の種類によって剪定を好むものと嫌うものがあるってことですね!

そうだな。

だが、いつでも剪定していいワケじゃぁない。

梅は実を取り終わった7月頃や12月から1月位の冬の時期に剪定するのが好いとされている。

それじゃ桜は剪定出来ないんですか?

そんなことはない。

花の終わった5月から6月頃に芽を潰して枝が伸びるのを抑制するんだ。

やむを得ず剪定する場合は切り口をカルスメイトトップジン等の保護剤を塗って処理することが必要だ。

まとめると樹種によって剪定を好む木と嫌う木がある。

木には剪定に適した時期と剪定方法があるということですね。

忘れないうちに記録しておきます。

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